関西 日帰りカメラ旅

神戸市在住。日帰りで行けるちょっといい場所を訪ねて写真を撮っています。

【神戸】歴史と未来が交差する神戸海洋博物館へ 船の模型とカワサキのバイク

2020年2月5日、神戸とみなとのあゆみをテーマに
港の発展と神戸港の関わりを伝え
未来の海事人材に寄与する施設として
リニューアルオープンした神戸海洋博物館。

メリケンパークで一番目立つ建築物は
何と言ってもポートタワーですが、
二番目に目立つ建築物といえば
この神戸海洋博物館ではないでしょうか。

 

館内に入るとエントランスホールの中心に据えられた
ロドニー号が目に飛び込んできます。
神戸港開港から150年のあゆみを感じる
プロジェクションマッピングを楽しみつつ
ずらりと並んだ船の模型をじっくり鑑賞。

 

ノスタルジックな帆船や勇ましい戦艦、豪華なクルーズ客船、巨大なコンテナ船まで
細部までしっかりと造り込まれた模型に驚いたり感心したりしながら
船の進化の歴史をたどったあと

 

航海士の仕事を操船シミュレーターで体験。
子どもが楽しめるゲーム風のシミュレーターなんですが
舵を操作して定められたポイントをまわるのは難しかったです。

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階段を上がって企画展示室へ。
企画展「龍馬さんと神戸の夜明け」は、
神戸海軍操縦所の開所から160年目の節目をむかえ、
龍馬と幕末以降の神戸の発展についてまとめたもの。

 

パネル中心の展示でしたが、
姉の乙女さんに宛てた龍馬直筆の手紙は見ごたえありました。

 

赤い矢印の部分は有名な文言「日本を今一度せんたくいたし申候」
勢いが感じられる筆文字から龍馬の意気込みが伝わってきます。

 

企画展示室を出て、2階の展望スペースへ。
メリケンパークを一望して、とりあえず退館。

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メリケンパークを散策した後、
神戸海洋博物館に再入館しました。
神戸海洋博物館は当日中であれば再入場できるんですよ。

館内は飲食禁止ですが、フタ付きの飲料は持ち込みOK。
ソファで寛ぎながらペットボトルのお茶をひとくち。
神戸海洋博物館は静かで冷暖房も完備。居心地が良いです。

 

一息ついたところで、
神戸海洋博物館の中に設置された企業ミュージアムカワサキワールド」へ。
ここでは古写真をふんだんに使った大型パネルで
川崎重工グループの歴史をたどり

 

圧巻のモーターサイクルギャラリーへ。
バイク好きにはたまらないコーナーではないでしょうか。

 

125 B8M(1963年)
「キサワカ」の文字が渋い。
古いバイクですが昨日製造されたものであるかのような美しさ。
照明を受けた各パーツが光り輝いている。
メンテナンスの賜物ですね。

(2024年4月撮影 機材:CANON EOS RP)