大手前通りは、JR姫路駅と姫路城を結ぶ姫路のメインストリート。交通量が多い道路ですが、花壇やウッドデッキなどが設置された広い歩道があるのでのんびり歩けます。世界遺産・姫路城を眺めながらショッピングや散策を楽しめるわけですからなんとも贅沢です。
通りの左右には百貨店や銀行、証券会社などが立ち並びます。かつて大手前通りにあった百貨店「ヤマトヤシキ」の食堂で子供のころお子様ランチを食べた記憶があるのですが、ヤマトヤシキは2018年に閉店、今年ビルの解体が決まったようです。思い出の場所がまたひとつなくなり寂しい限りです。
姫路城を目指して歩き続けると、弁当店や土産物店を併設する「家老屋敷跡公園」があらわれました。座り心地の良さそうなベンチが目についたので休憩することに。
カメラ片手に城をながめていると「お堀の柳の木の間から撮るときれいですよ」と教えてくれる人が。家老屋敷跡公園を拠点とする観光人力車のスタッフさんでした。なるほど姫路城を真正面から大きく撮りたい時はここなんですね。
「家老屋敷跡公園」の向かいにある「城見台公園」では、ちょうどイベントが開催されていて、肉巻きおにぎりやフライドポテト、フルーツあめなど、さまざまな屋台が出店。屋台といえば、りんごあめ、フランクフルト、焼きとうもろこしが昭和世代の定番ですが、今の屋台は多彩ですね。
看板やのぼり旗のデザインも華やか。和柄の羽織を着込んだ猿回しのお猿が緋毛氈の上にちょこんと座って出番を待っていました。
通行人が写り込まないようにトリミングしたのでかなり不自然な構図となりましたが桜門橋です。この桜門橋が見えると大手前通りは終点。橋をわたった先が姫路城の大手門。大手門をくぐると三の丸広場です。
甲冑姿の武将隊「門番さくら組」さんが大手門を番していたので撮らせていただきました。ありがとうございました。
三の丸広場は、武将隊のパフォーマンスと記念撮影サービスで盛り上がっていました。
（2021年11月撮影 ※1枚目は2018年 機材：CANON EOS M6）
