三宮から直通バスが出てるんですが、
ひさしぶりに車窓の風景を眺めつつ電車に揺られたいと思ったので電車旅を選択。
神戸市営地下鉄・三宮駅で電車に乗車。谷上駅で下車、
神鉄有馬線に乗り換えた後、さらに有馬口で乗り換えました。
有馬口駅と有馬温泉駅をつなぐ線路の両側に緑が広がっています。
先頭車両に乗っていたので運転台の後ろから新緑を眺めることができて良かった。
フラッシュなどを焚かないように注意を払いつつ素早く撮らせてもらいました。
これは神戸電鉄のキャラクターシート。
シートモケットに神戸電鉄のオリジナルキャラクターと、
粟生線沿線3市の花(あじさい、さつき、ひまわり)。
神鉄のシンボル花、すずらんがデザインされています。
子供服みたいなかわいいデザインだけど、
たまにはこんなシートに座るのもいいですよね。
丸顔の不思議キャラクターは6000系をモチーフにした電車の妖精「てつくん」。
電車の妖精とは珍しい。
出身地のほか、誕生日や特技などのも設定されているようです。
黄色いTシャツを着た犬のキャラクターは「しんちゃん」。
トンネルを抜けると有馬温泉駅に到着です。
「トンネルを出たら温泉地」というのが某小説風で風情ありますね。
電車から降りて車両を見ると窓から顔をのぞかせているかわいいぬいぐるみが。
神戸電鉄のキャラクター「しんちゃん」が運転室で活躍中です。
駅前に有馬温泉駅バス停がありました。この道を行けばいいみたいです。
有馬温泉は秀吉ゆかりの温泉です。
公式サイトによると、秀吉は天正11(1583)年に有馬を訪れ、
入湯して戦の疲れを癒やしたそうです。
その後も、大規模な改修工事に着手するなど
有馬の再建に力を尽くしたそうですので、
きっとお気に入りの湯治場だったんでしょう。
というわけで秀吉つながりの施設が多めなんですが、
有馬川に架かる太閤橋の下に広がる親水広場もその中のひとつだと思います。
赤いひょうたんは秀吉の「千成瓢箪」をモチーフにしているのかな。
川に沿って歩いた先に、ねね橋とねね像がありました。
緑と赤い橋の対比が美しい。
有馬は紅葉の名所ですけど、青紅葉も悪くないですね。
駅前に豊太閤像が設置されているんですが、
ねね橋が素晴らしい映えスポットなので皆さんここで記念撮影されているみたいです。
この後、太閤通にある「有馬温泉観光総合案内所」を訪ねてイラストマップをいただきました。いろいろな資料を置いていたので散策前に入手すれば、行動の幅が広がると思います。
イラストマップを手に湯本坂とか、ねがい坂とかをぶらぶら散策したんですがそれは後日に。
余談ですが、某駅のホームの屋根にツバメの巣がありました。
風雨がしのげて天敵もいないから雛を育てやすいのかもしれませんね。
それではまた。
■有馬温泉
兵庫県神戸市北区有馬町
(2022年6月撮影 機材:Canon EOS RP)