関西 日帰りカメラ旅

神戸市在住。日帰りで行けるちょっといい場所を訪ねて写真を撮っています。

【神戸】有馬温泉さんぽ、金の湯と寺田町界隈の鬼瓦と念仏寺の白い象

さて、ねね橋を眺めた後、有馬温泉観光総合案内所で
イラストマップを入手。有馬散策を続行します。

イラストマップには泉源コースや、瑞宝寺公園コースなどなど、
多彩な散策コースが掲載されているんですが、
その中から「太古の昔より続く有馬の歴史を探訪する」歴史コースを選択しました。

 

細い路地の両側に建ち並ぶ日本家屋。温泉街らしい情緒が感じられます。

 

有馬温泉公式サイトによると有馬の湯には、
環境省の指針で療養泉として指定されている9つの成分のうち、
7つが含まれているそうです。


7つの成分が含まれている温泉は世界的にも珍しいそう。
私も長逗留して五十肩をじっくりと癒やしたいものです。

 

散策路沿いに有馬の名産、炭酸せんべいのお店がありました。
炭酸せんべいは、淡白な味わいで口当たりがいいお菓子、
パリパリ感がクセになりますね。

 

有馬の名物湯・金泉を気軽に楽しめる外湯「金の湯」。
他にも、寺田町界隈に「銀の湯」が開設されています。

金の湯の前には「日本第一神霊線」と書かれた石碑が。
この石碑は江戸時代に建てられたものらしいです。


有馬を訪れたからには入湯すべきでしょうが、
今回は時間がないので素通り。
せめて足湯だけでもと思ったのですが、
満員御礼で入り込む隙間がありませんでした、残念。

寺田町界隈には神社やお寺が集まっています。
案内板によると「寺田町界隈は、サンクチュアリ(聖域)の佇まいを保っており、
古くなった寺院の鬼瓦が魔除け、邪気をはらうために
町内の各所に配置されている」とのこと。

 

鬼瓦と共に、明治時代の温泉一覧表が配置されていました。
温泉地を大相撲の番付に見立てたものですが、
ランク付けは温泉の効能の高さで決められていたようです。

7つの主成分が含まれた有馬温泉は最高位の大関
当時から名湯として高く格付けされていたんですね。

 

こんな感じの鬼瓦もありました。

 

太閤秀吉の正室北の政所(ねね)の別邸跡とされる念仏寺。
樹齢300余年という沙羅双樹(ナツツバキ)で知られるお寺です。
今の時期は、ちょうど沙羅双樹が見頃だったことが帰宅後わかりました。
見とけばよかった…、事前の下調べを怠ると見逃しが増えますね。

生きもの好きとしては、念仏寺の本堂に置かれていた白い象は収穫でした。
でも、なぜ象?説明板がなかったので謎のままですが、
白象は神聖な動物ですので、お寺のシンボルとしてふさわしいですね。
インパクトもありますし。

 

聖徳太子が創建した極楽寺

・・・・・・

さて、名湯で知られる有馬温泉は、昭和レトロな被写体多めの街でもあるようです。
ノスタルジックなレトロ看板なども、いろいろ撮ったのですがそれはまた後日に。
それではまた。

有馬温泉

兵庫県神戸市北区有馬町

(2022年6月撮影 機材:Canon EOS RP)

 

minatoblue.hatenadiary.jp

 

minatoblue.hatenadiary.jp

 

minatoblue.hatenadiary.jp