2021年9月に訪ねた、明石海峡大橋を体験できる展望施設「舞子海上プロムナード」についてまとめました。
舞子海上プロムナードは、明石海峡大橋の橋桁の中にあります。1階でチケットを購入して、エレベーターで8階の展望ラウンジに移動。展望ラウンジの高さは、海面から約47メートル、陸地から約150メートル。ここから、舞子公園、淡路島はもちろん大阪湾まで一望できます。
ベンチに腰を下ろして、しばし絶景を堪能。三角屋根の洋館は、貿易商 呉錦堂が大正4年に建てた別荘「移情閣」。現在は「孫文記念館」として、革命家・孫文に関する資料が展示されています。
手前の白い建物は、全客室オーシャンビューのホテルセトレ神戸・舞子。泊まってみたいですね。
孫文記念館と向かい合うように建つベージュ色の洋館は、旧武藤山治邸(きゅうむとうさんじてい) 。明治40年に、衆議院議員として活躍した武藤山治が舞子海岸に建てた住宅です。
旧武藤山治邸の西側は緑の広場が広がっています。
約317メートルの回遊式遊歩道はガラス張りで、雲の上を歩いているような気分になりました。夕暮れ時は、空と海が赤く染まって美しさが増すことでしょう。
遊歩道から明石大橋を見ることができます。
「スリル満点」という噂でもちきりの「海上47メートルの丸木橋」。ガラス床の47メートル下で揺れ動く波。絶対に落下しないとわかっていても身が竦みます。
さて、少し疲れたので展望レストラン「Tom‘s Café(トムズカフェ)」でひと休みしました。このお店では、明石の食材を使った料理も注文できるようですが、ランチは済ませた後だったのでコーヒーをいただくことに。
運良く窓際の席が空いていたので確保。明石海峡を眺めながらゆったりと流れる時間を楽しみました。
舞子海上プロムナードは、迫力ある展望を楽しめる絶景スポットですが、入館料はとてもリーズナブル。土日祝は大人300円(平日250円)、70歳以上は証明書等を提示すれば、土日祝150円(平日100円)。さらに、高校生・中学生以下は無料(2022年8月現在の入館料)。コスパの良さにおいても大満足できるスポットだと思いました。
(2021年9月撮影 機材:Canon EOS M6、Canon EOS RP)
■参考資料
舞子公園 公式サイト