明石公園で開催されている花と緑のイベント「2022ひょうごまちなみガーデンショーin 明石」を訪ねました。
メイン会場は明石公園・西芝生広場。午前中、空をおおっていた厚い雲が風に吹き飛ばされ、巽櫓(たつみやぐら)の上空に浮かんだうろこ雲の間から青い空が顔をのぞかせていました。
入り口で検温・消毒した後、いただいたパンフレットを確認しながらアーチ看板をくぐって入場。広場の中は、ハンギングや寄せ植え、単鉢などが各エリアに規則正しく並べられており、散策しながら鑑賞する趣向となっているようです。
パンフレットには、見どころとして「ガーデンコンペ・ひょうご」の出展作品や、園芸・造園の専門家による「デモンストレーションガーデン」、県内の農業系高校生が作庭する「アグリハイスクールガーデン」が紹介されていたので、寄せ植え作品を重点的に鑑賞することに。
手びねりの鉢に小さなサボテンを寄せ植えしたアート風の作品や、土のぬくもりが感じられる素朴な鉢から溢れ出る秋の草花など、見ごたえがある力作が多かったように思えました。
ひょうごまちなみガーデンショーの開催期間は9月25日まで。期間中、ガーデニング相談や、花・園芸雑貨販売、フラワーバルーン体験など、さまざまな催しが随時開催されるようです。
会場内のテントは後援協賛団体PRコーナーで、長テーブルの上に持ち帰りOKのパンフレットなどが置かれていました。観光関係のテントもあったので、山陽電車沿線ガイドや奈良旅など旅に関する資料をせっせと収集。
退場時、出口テントに待機していたスタッフさんが「花の種をどうぞ」と百日草の種が入った袋を手渡してくださいました。
袋の裏に記載された花言葉は「絆・平和」。種まき期は3~7月ですので来年、ベランダで栽培して花を咲かせることにします。
さて、帰宅前にお茶でもと思い、公園サービスセンター併設のテイクアウトショップTTTへ。「明石城 武蔵の庭園」が見えるオープンテラス席を確保してカフェモカを楽しみました。
余談ですが、希望すればカフェでゴザを借りて公園内で利用できるようです。
ゴザの数は限りがあると思うのですが、借りることができれば青空の下で、ゴザの感触なども楽しみながらお茶できそうです。
(2022年9月撮影 機材:Canon EOS M6)