関西 日帰りカメラ旅

神戸市在住。日帰りで行けるちょっといい場所を訪ねて写真を撮っています。

【淡路島】岩屋商店街で昭和の気配に浸る――絶品いわしフライを味わった

秋晴れの好天が続くので、淡路島に行ってみることにしました。明石港で船に乗り込み岩屋へ。今回の目的地のひとつ「岩屋商店街」を目指して、28号線を西へと進むとすぐにアーチ看板があらわれました。

 

小さな橋の向こうに、お好み焼き屋さんの看板がありました。白鶴のロゴがいいですね。最盛期は約10軒のお好み焼き屋が軒を連ねていました。

岩屋商店街は、岩屋港のにぎわいと同時にさかえた500メートルほどの商店街。明治時代に岩屋港明石港を結ぶ定期航路が開通した後、淡路島の玄関口としての役割を果たしていたとか。

 

茶間川に架かる橋から市街地を眺める。潮の満ち引きの関係で、上昇した海水が川の中に流れ込んでいました。よく見ると川の真ん中に溝がありますね。上流から流れてきた雨水は、この溝を流れる仕組みになっているのでしょうか。

淡水と塩水が混じり合う水域を「汽水域」と呼ぶそうで、こういった場所には珍しい生き物が生息しているような気がしたので探してみたのですが、なにも見つけることができませんでした。

 

パチンコ屋さんのレトロな看板。電気が灯った状態を見てみたいですね。最盛期は、パチンコ台の中を転がる玉の音が店の外まで鳴り響いて賑やかだったことでしょう。

 

ネットで有名な銭湯「扇湯」さん。建物正面はくすんだ水色、アーチ型の入り口の上の「温泉」の文字がいい味だしてます。さらにその上部にラーメンの器のような模様があるのですが、これは古代中国から伝わる魔除けの文様「雷紋」かな。

和洋折衷の外観は、もしかすると地中海あたりにある古代建築物をイメージしたものでしょうか。ネットで、内観写真を見たことがあるのですが、湯船のタイルが海のような青さだったことが記憶に残っています。入浴料は大人450円・中人160円・小人60円。開店は15時30分ごろですので、まだ準備中のようでした。

 

商店街の中できれいな猫と出会いました。毎日新鮮な魚を食べている猫は毛並みが違いますね。

 

再びアーケード看板があらわれました。この地点が商店街の西端です。

 

さて、少し疲れたので休憩することに。いま来た道を戻り、スーパーマーケット「マイマート」で飲み物やお惣菜などを買いました。

 

海が見える場所へと移動して休憩。
牛肉コロッケ69円、いわしフライ79円ととても良心的な価格なのですが、コロッケはちょい甘めの具がたっぷり。いわしフライは魚の旨味が凝縮されたようなしっかりとした味。

捕れたての新鮮な魚は、シンプルな調理法で絶品グルメに化ける。そんな当たり前のことに改めて気付かされました。後で知ったのですが、マイマートの鉄火巻は午前中に売り切れるほどの人気商品らしいです。食べたかったな鉄火巻


(2022年11月撮影 機材:CANON EOS M6)

 

■岩屋商店街
兵庫県淡路市岩屋

 

minatoblue.hatenadiary.jp

 

minatoblue.hatenadiary.jp

 

minatoblue.hatenadiary.jp