この記事は2018年4月に訪れた八坂神社 美御前社についてまとめたものです。
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朱塗りが鮮やかな八坂神社 西楼門をくぐって境内へ、
美御前社（うつくしごぜんしゃ）は境内の東端にあります。
重要文化財に指定されている美御前社。
御祭神が容姿端麗であったとの言い伝えから
「美容の神」として篤く信仰されています。
「美のパワースポット」としても知られているようですね。
美容の神さまですので、ご利益は「美容祈願」。
石碑の文字「身も心も美しく」は、
宝塚歌劇団のスローガン「清く正しく美しく」を思い起こさせます。
社殿の前に湧き出るご神水は「美容水」と呼ばれていて、
肌に数滴つけると身も心も清められ美しくなるという言い伝えがあります。
実際に指先で水を受けて化粧水のように肌に伸ばしている人もいました。
「肌がしっとりする」という口コミもあるので、
私も試してみようかと思ったのですが、
カメラやバッグで両手がふさがっていたのであきらめました。
御神水の持ち帰りを許可している神社も少なくないですが、
この美容水については、持ち帰りを許可する説明板は立っていませんでした。
持ち帰れたらうれしいんですが、たぶんNGでしょうね・・
こちらの説明板によると御祭神は多岐理毘売命（たぎりびめのみこと）、
多岐津比売命（たぎつひめのみこと）、市杵島比売命（いちきしまひめのみこと）
という三柱の女神さま。
絶世の美人としても名高い神々が御祭神なわけですから
この神社が、古くから祇園の藝妓さんや舞妓さんから
崇敬を集めているのも頷けます。
美女神さまたちが御祭神ということですので、
のぼりや絵馬にも、勾玉のネックレスで胸元を飾った美女が描かれています。
絵馬に描かれた、目がぱっちりした白い肌の美人は
ひょっとしたら三女神の中でも特に美しいとされている
市杵島比売命でしょうか？気になります。
（2018年4月撮影 機材：Canon EOSM6）
