明石公園の中央部に位置する「剛ノ池(ごうのいけ)」。
この池は、明石城築城の際にもともとあった自然池を利用して造られたもので、
当時は外堀の機能を備えていたそうです。
今は桜の名所として知られている剛ノ池。
天気の良い日を選んで訪れたらちょうど見頃でした。
花見日和ということもあって、
花の下で宴会を楽しんでおられる方々が多い。
ピクニックシートのあいだを縫うようにして散策します。
公式サイトで「ぐるりと360度、桜を見渡せるボートからの眺めは圧巻です」とPRされていたボートは大盛況。
湖面を手漕ぎボートや足漕ぎのスワンボートがひっきりなしに行き交っていました。
ボートの利用料金は30分900円。
2022年3月に利用料金が改定されるまでは620円だったので、
こんなところにも値上げラッシュの波が押し寄せているのでしょうか。
世知辛い世の中です。
でも明石市は、子育て支援に力を注いでいるので、
明石市内在住の18歳以下の子どもが含まれる利用者には
助成券を配っているみたいですね。
「ヘリコプターのお客様、もうすぐお時間ですお戻りください」というアナウンスが鳴り響いたので、ヘリコプターで花見に来ている人がいるのか!と一瞬驚いたのですが、ヘリコプター型ボートの返却を促すアナウンスでした・・。
ボートの後ろを追いかけるホシハジロやカルガモの姿が、
ほのぼのとした気分にさせてくれました。
(2023年4月撮影 機材:Canon EOS M6)