三宮各駅から歩いて10~15分程の場所にある東遊園地。
神戸市が主催する様々なイベント会場としても利用されており、
「神戸ルミナリエ」や「阪神淡路大震災1.17のつどい」などが開催される都市公園です。
神戸市は2021年10月から東遊園地の再整備を進めていましたが、
2023年4月初旬に北側エリアとにぎわい拠点施設「URBAN PICNIC」の整備が完了。
早速訪ねてみると、公園全体がずいぶんとすっきりとした印象に変わっていました。
円形の芝生広場が大小2つ並び、芝生を囲むように遊歩道が設置されていました。ウォーキングやジョギングを楽しめそう。
ふかふかな芝生の上で、ミニコンサートやフィットネス、
ヨガ教室などが開催されることもあるようです。
春は新緑、秋は紅葉が美しいメタセコイアの並木道が
再整備でどうなるのか気がかりだったのですが
ほぼ以前のままの状態で残っていました。良かった。
にぎわい拠点施設「URBAN PICNIC」には、カフェレストラン、屋外図書館、レンタルスペースなどの機能が備わっています。テイクアウトしたコーヒーを飲みながら、芝生の上で本を読みたくなりました。
建物の外側に造り付けられた本棚。
これが屋外図書館ですね。
子どもたちが喜びそうな絵本も並んでいました。
緑豊かなデッキテラス。
デッキテラスは一段高い場所にあるので、
公園全体を見渡せるちょっとした眺望スポットでもあります。
東遊園地に設置されていた、銅像やオブジェはどうなったのでしょうか。
ざっと見たところ、公園のシンボルともいえる鳥のオブジェや、
モーツァルトの銅像などは以前のままの状態で残っていました。
位置も変わってないと思います。
赤い花が咲く藤棚は、今回の再整備で撤去されてしまったようです。
少し残念な気持ちになりましたが仕方がないことですね。
公園の端にあった小さなビオトープ池は撤去を免れ整備されたようですので
改めて訪れるのが楽しみです。
(2023年4月撮影 機材:Canon EOS M6)
■参考資料:神戸市公式サイト「東遊園地の再整備」