神戸市立博物館でデ・キリコ展が開催されています(2024年9月14日~12月8日)。
10年ぶりの大規模な回顧展ということですので、
この展覧会には行っておかないと後悔しそう。
何事に対しても立ち上がりが遅い私にしては珍しく
9月中に前売り券を購入して心待ちにしていたんですが、
開催されてほぼ2ヶ月経とうとしているのに
まだ見に行っていません。
のんびり構えていると展覧会が
終わってしまいそうなので、
11月中に見に行かねば。
デ・キリコといえば、美術の教科書に掲載されていた
イタリア広場を思い出します。
無人の広場に漂うなんともいえない空虚感が
記憶の底にしっかりと刻まれているんですが、
原画を見るのは初めて。
原画でしか味わえない感動があるかもしれないので
非常に楽しみにしています。
三宮駅に出現した特大デ・キリコ展PRポスター。
手前に置かれた三角定規みたいな木製オブジェの後ろに
赤褐色と白のマネキンが2体重なるように描かれた
この不思議な絵のタイトルは「形而上的なミューズたち」。
この秋は、デ・キリコ展以外にも大阪歴史博物館で開催される
「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」、
京都 大山崎山荘美術館の「アンドリュー・ワイエス展」など、
見に行きたい展覧会がいくつかあるんですが、
さて行けるかどうか。
(2024年10月撮影 機材:スマートフォン)