「TOOLS 命を救った道具たち」は
世界各地を探検旅行する作家・探検家の高橋大輔氏によるサバイバル道具本。
「ジッポライター」「ミニマグライト2AA」「又鬼山刀」など、
高橋氏が愛用するヘビーデューティーな道具たちに混じるようにして
紹介されていたのが「シャワーキャップ」。
シャワーキャップの役割は
髪を水滴から守ることですが、
そうしたシャワーキャップ本来の用途以外にも
さまざまな使い方があるそうです。
箇条書きすると
1.カメラにかぶせて雨除けに
2.携帯電話など濡らしたくないものを包む
3.テント泊で、皿に盛った食品にシャワーキャップを被せる（ラップ代わり）
4.捕虫網として使う（蝶などの採集）
5.木の実などの採集かごとして使う
他にも、火事などの危険に直面した場合の護身用に。
シャワーキャップで鼻と口を防御すれば
煙やガスを吸い込まずに避難できるそうです。
シャワーキャップをカメラの雨除けとして使うアイデアはいいですね。
私が今、カメラを小雨から守る対策として使っているのはタオル。
パラパラっと降り始めたら、
カメラの上にさっとタオルをかける。
短い時間であれば、それで小雨は防げるので
レインカバーより便利でお手軽。
でも、シャワーキャップのほうが
タオルより軽くてかさばらないし
防水効果も高いですね。
ためしにシャワーキャップを
カメラにかぶせてみたんですが
サイズ的にもちょうど良い。
厚みがないのでゴワつかない。
レンズ用の穴も手で難なく開けられるし、
固定は輪ゴムを使えばなんとかなりそう。
ビニール製なので水滴もきっちり弾いてくれます。
ホテルから持ち帰った後、
引き出しの奥にしまい込んだままの
シャワーキャップ。
これからはカメラのレインカバー兼サバイバルグッズとして
持ち歩いてみようかなと思いました。
参考資料：TOOLS 命を救った道具たち（著者：高橋大輔 発行所：アスペクト）
（2023年11月撮影 機材：Canon EOS M6）
