まち歩き・旅
正月を特別だと感じることがなくなったのはたぶん年齢のせいでしょう。おせち料理は作らないし餅もつかない今年は大掃除もしないので静かな大晦日を過ごしています。年末は慌ただしく過ごした方がさびしさを感じなくてすむのでしょうが、まあ、何もしない方…
2024年11月下旬、京都・大山崎町、天王山の中腹にある宝積寺を訪ねました。 秀吉が明智光秀と戦った山崎の戦いの際は、秀吉の本陣が置かれていたという寺で通称「宝寺」。 今年は紅葉の見頃が例年より遅かったためか石段の脇にある大木の紅葉がちょうど見頃…
塩屋漁港の西側に広がる塩屋の浜には、美しい五色の玉石が打ち上げられています。この塩屋浜でシーグラスが採れるという話を聞いたので訪れてみました。ちなみにシーグラスとは、波に揉まれてガラスの角が丸くすり減り表面がマットな「曇りガラス状」になっ…
映画・ドラマのロケ地として 実はライオンス邸だった 映画・ドラマのロケ地として 明治から昭和初期にかけて外国人が移り住み、多くの異人館が建てられた塩屋の街。明治41年頃に建設された「旧グッゲンハイム邸」は、その時代の記憶が刻まれた重要な建築物の…
白い鳥居 こんもり緑の畝傍山 白い鳥居 「日本のはじまりの地」として知られる橿原神宮。神戸からだと日帰りで行ける神社なのでいつかはお参りをと念じつつなんとなく先延ばしを続けていたんですが、先日、といっても数ヶ月も前ですが、ようやく参拝してきま…
神戸港の風に吹かれつつ散策していると目に飛び込んできた銀色の要塞。2025年4月に第二突堤にて開業予定の多目的アリーナ「ジーライオンアリーナ神戸」の建設現場ですが、まるでSF映画に登場する巨大な秘密基地のようですね。ちょうど帰宅するところだったん…
この記事は2024年4月に訪れた「楠公さんの手づくり市」についてまとめています。 ・・・・・・・・・・「楠公さんの手づくり市」は神戸市中央区にある湊川神社の境内で、毎月1日(1月を除く)開催されている入場無料のイベントです。 昭和17年に建造された湊…
石垣には石仏も使われていた ととかな隊と市場の味 石垣には石仏も使われていた 新川運河にかかる入江橋の上から南の方角を眺めると、左手側にイオンモール神戸南が見えます。約400年前、この場所に兵庫城がありました。 兵庫城は、天正8年(1580年)織田信…
神戸市立森林植物園にある「青葉トンネル」を歩きました。 青葉トンネルは全長約90メートル。トンネル内部はカラーLED「mori no iro」でライトアップされています。春は「萌える緑」、初夏は「あじさいブルーシンフォニー」、夏は「涼とどける青のトンネル」…
災害級に暑い日々が続いてバテ気味ですが、今年もポートアイランド南ひまわり広場にひまわりが咲いたという噂を聞いたので訪ねてみました。 見頃です。広場の端に小さな展望台が設置されていたので使ってみました。展望台といっても工事現場の足場っぽい金属…
園内で約25種350品種、約5万株のアジサイが咲き誇る神戸市立森林植物園。アジサイが見頃となる6月上旬から7月中旬までは「森のあじさい散策」と題した特別期間となり講習会やコンサートなど多彩なプログラムが開催されます。 一度見てみたいと思っていた「ア…
橿原神宮、南神門広場の南に広がる深田池を訪ねました。深田池は、飛鳥時代に築造された古いため池で地域の歴史や文化と深く結びついています。推古天皇の御代に造られた畝傍池がこの深田池だったという説があり、当時は稲作を支える水源として使われていた…
ポートアイランド北公園にある「みなと異人館」は1905年に英国人貿易商ヘイガーさんの邸宅として神戸北野町に建設され、80年代にポートアイランドに移築された洋館です。 ヘイガーさんにはルイーズさんという娘さんがいて、4歳から14歳までこの館に住んでい…
ポートアイランド北公園にあるみなと異人館を訪ねました。 「みなと異人館」が誕生したのは1905年ごろ。英国人貿易商サムエル・ヘイガーさんの邸宅として北野町に建設されました。 戦後、日本郵船の船員寮として使われた後1981年に開催された神戸ポートアイ…
祝日の午後。阪神神戸高速線 西元町駅へ。地下2階へと続く階段を降りるとタイル張りのホーム。やや薄暗い。地上はゴールデンウィークを楽しむ人々で賑わっているはずなんですが、駅ホームは人影まばらで時間が止まったような静けさ。古いトンネルの中に突然…
中突堤の先端にあるオリエンタルホテルがくっきりと見える五月晴れの日。 突堤の西側に、黄色いエアーアーチが設置されていました。ツートンカラーのテントも突堤に沿うようにずらりと並んでいます。 エアーアーチの正体は「2024 神戸ミートミートフェア」の…
2020年2月5日、神戸とみなとのあゆみをテーマに港の発展と神戸港の関わりを伝え未来の海事人材に寄与する施設としてリニューアルオープンした神戸海洋博物館。 メリケンパークで一番目立つ建築物は何と言ってもポートタワーですが、二番目に目立つ建築物とい…
兵庫県小野市の粟生駅から兵庫県加西市の北条町駅までを結ぶローカル線・北条鉄道「法華口駅」を訪ねました。 駅舎は、大正4年に建てられた登録有形文化財。桜前線が北上する頃には、レトロ駅舎と桜を撮るため集まった写真愛好家でにぎわいます。 ちなみに…
2024年3月末頃、「ポートアイランド南ひまわり広場」を訪れました。今年もきれいな菜の花畑ができていました。 ほぼ満開ですが、ツボミもたくさん残っていたので、まだまだ花が咲きそうです。 花の上を飛び交うミツバチが忙しそうに蜜を集めていました。いっ…
海岸線「みなと元町駅」前の街路樹が花を咲かせていました。この白い花はコブシですね。 みなと元町駅がある栄町通りは、かつて神戸の金融の中心地として賑わった場所です。当時の建物の多くは震災後に取り壊されてしまったのですが、旧第一銀行神戸支店の外…
明石市立天文科学館、北側にある不思議な柱 頂点にトンボがあしらわれていることから「トンボの標識」と呼ばれることもある子午線標示柱は、明石市立天文科学館の北側、月照寺の門前にあります。 昭和3年に京都大学観測班が行った天体観測で、人丸山上を東…
姫路市、たつの市、太子町を通り抜けながら流れる二級河川・大津茂川は、散歩にうってつけの自転車・歩行者専用道が流れに沿って整備されています。 まだ2月ですが、川沿いの風景がそろそろ春めいているかも・・そんな気分になったので、ユニクロのフリース…
昭和のレトロなムード漂う防災看板 六甲山の大師道を歩いていたとき、タバコを吸って一息入れる登山者に注意を促すリスのキャラクターを見つけました。 かなり昔に設置されたもののようで、塗料が剥げ落ちサビが目立ちますが古風な絵柄が魅力的。 少し離れた…
質の高い品物を入手できる市場として知られる「黒門市場」。黒門という呼び名の由来となったのは、市場の近くにあった圓明寺の黒塗りの山門。江戸時代、その山門の前に魚を売る市が出たことが起源ですが、明治時代に、圓明寺と山門はともに焼失したそうです…
2023年、1月10日。柳原恵比寿神社「十日えびす大祭」を参拝した帰り道。真っ暗な小道を歩いていると、オフィスビル風のモダンな建物の一角そこだけがポツンと光り輝いている場所がありました。 minatoblue.hatenadiary.jp 光っている場所の中央には、小さい…
JR神戸駅の線路海側に展示されている蒸気機関車「D51 1072」。ヘッドマークの二羽のツバメに惹かれて撮りました。 以前は別のデザインのヘッドマークが付いていたんですがいつの間にかお化粧直しをしたみたい。このヘッドマークの正体は?国鉄時代の電車事情…
11月28日、三宮の病院で健康診断を受けたあとすぐに帰宅するのは惜しいのでそのままふらふらと元町商店街へ。 元町商店街のアーチ看板に取り付けられた真っ赤なリボンの装飾がクリスマスムードを盛り上げています。 よく見ると、大丸の前にある街路樹が紅葉…
JR舞子駅の前で、明石海峡大橋の下を走る「神戸マラソン2023」ランナーをパチリ。4年ぶりに開催された「神戸マラソン2023」。マラソンのスタート地点は神戸市役所前、フィニッシュ地点はポートアイランドの市民広場駅付近。西舞子が折り返し地点なので、舞子…
今にも降り出しそうな空の下港を歩いているとき、神戸ポートタワーの工事用シートと足場がなくなっていることに気付きました。 10月中旬の花火大会の日にシートが一部外れていてタワーの上部は見えていたんですが、陽光の中で全体像を眺めるのは本当に久しぶ…
この記事は、2020年の1月2日に訪れた「天神橋筋商店街」についてまとめたものです。 日本一長い商店街として知られる天神橋筋商店街。店舗数はおよそ800、南北の長さは約2.6キロ、端から端まで歩くと40分ほどかかるそうです。 白いアーチ看板に黒い文字でく…