明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
早速ですが、神戸・南京町で「南京町ランターンフェア」が開催されています。400個以上の中国提灯が南京町の空を飾る光の祭典。期間中、小財神「財財・來來」のバルーン人形が展示されているので見に行きました。
南京町広場の中心にあるあづまやの中に展示された小財神「財財・來來」のバルーン人形。ライトアップされて輝いています。
よく見ると胸に名前が描かれています。男の子が「財財」女の子が「來來」。中国では、小財神はお金の神様とされているようです。「財=お金」「來=来る」ですので、二人揃って「お金が来る」という意味をあらわしているようですね。
子供の姿ですが神様なのでキリッと威厳のある表情。お金に縁がない私ですが福々しい丸顔を見ていると、金運アップと商売繁盛がダブルで叶いそうな気がしてきました。
握りこぶしを手で包み込む中国古式のあいさつ「拱手」のポーズをとる財財・來來。映画「三国志 Three Kingdoms」で見たことがあるあいさつです。多くの方々が、バルーンを背景に、この拱手礼のポーズで記念撮影をしていました。
あずまやの屋根は、切り紙細工のような龍で装飾されていました。ちなみに中国の切り紙「剪紙(せんし)」は世界無形文化遺産に登録されており、干支や神獣など縁起の良いモチーフを描いて幸福や子孫繁栄などを願うそうです。
あづまやを囲むように十二支の石像が立っているのですが、犬や猿、鶏などの石像は電飾を巻かれてイルミネーション化していました。
南京町ランターンフェアの開催は2022年1月10日まで。2月1日からは「南京町春節祭」が始まります。
(2021年12月撮影 機材:canon EOS RP)