自宅の近くで顔を合わせる地域猫は、
大抵は私の顔を見ると逃げるか警戒します。
それでも何度か出会ううちに、警戒心を解く猫もいて
一定の距離を置きつつも
「またあの人間か」と言いたげな表情を浮かべるようになります。
猫たちのそうした変化を見るのも散歩の楽しみのひとつ。
歩きながらたまに出会う猫とは軽く視線を合わせて
挨拶を交わすことにしています。
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せっかく顔なじみになっても、
いつの間にか行方不明になる猫も少なくありません。
たとえば数年前の秋に撮ったこの金眼クロネコ。
クロネコは背景に溶け込みやすいので、なかなか難しいのですが
公園の明るい場所に座ってくれたので何とか撮ることができました。
目線をこちらに向けて
きれいなポーズをとってくれたこのクロネコも
最近見かけないのですが
どこへ行ってしまったのでしょうか・・。
寒さが厳しい冬の夜は、猫の身の上が心配になります。
風があたらない温かい場所で仲間と一緒に眠っていればいいのですが。
(2020年11月撮影 機材:CANON EOS M6)