ポートアイランド「神戸市立医療センター中央市民病院」前の桜並木が満開でした。市民広場駅(ポートライナー)、中央市民病院、医療センター駅(ポートライナー)は、整備された一本の歩道でつながっているのですが、春になるとご覧のような花の通路と化して歩行者の目を楽しませてくれます。並木道としての規模は小さいので桜の名所としては認知されていません(たぶん)。が、花が咲きそろった様子はとても美しいです。
歩道ですので飲食不可ですが、密にならずに花見ができます。このまま順調に木が成長すれば、将来、生田川公園、北野天満神社などと肩を並べる神戸の桜スポットとなる日が来るかもと期待しているんです。
歩道の一部にムービングウォーク(動く歩道)が設置されているので撮ってみたのですが、動く歩道から桜が見える場所は珍しいのでは。希少価値があるような気がします。さらにアーケードが設置されているので雨の日も傘いらずで安心。
余談ですがこのムービングウォーク、設置された当初は市民広場駅と医療センター駅間、約800メートルをつなぐ世界最長の動く歩道だったそうです。が、現在はその大半が撤去されて、タイル貼りの歩道が整備。今は医療センター駅前に残された4基のムービングウォークのみが稼働している状態です。
ちなみに2012年に公開された映画「生きてるものはいないのか」のロケ地となったようですよ。未見ですが、オール神戸ロケで不条理劇が繰り広げられる映画とのことでおもしろそう。機会があれば見てみたいです。
(2022年4月撮影 機材:Canon EOS M6)