関西 日帰りカメラ旅

神戸市在住。日帰りで行けるちょっといい場所を訪ねて写真を撮っています。

【滋賀】比叡山坂本で食べた手打そばの味

滋賀・坂本にある手打そばの名店「本家 鶴㐂そば」の話を少し。

2018年7月末日、日吉大社にお参りした帰り道、せっかく坂本に来たのだから、名物のそばを食べておきたいと思い「本家 鶴㐂そば」へ。

 

ラストオーダーは17時30分。店ののれんをくぐったのは17時頃でしたので、ぎりぎりの入店でした。

静かな店内にきちんと並べられた木製のテーブル席に腰を下ろしてお品書きを広げる。天なんそば、卵とじそばから、てんぷら定食まで、そば料理がずらり。品揃えが豊富なので、あれも食べたいこれも食べたいと目移りが止まらなかったのですが、結局基本の冷たいざるそばを注文。

 

やや太めでしっかりとした歯ごたえの手打ち麺を、秘伝のつゆでいただく。坂本には、比叡山で断食の行を終えた修行僧が、弱った胃をならすために蕎麦を食べたという言い伝えがあるそうです。
修行僧ほどではないですが、猛暑の中を歩き回った後で食欲が減退気味。弱った体を癒やしてくれるような手打ち麺の、のど越しの良さにほっとしました。

 

特製蕎麦や七味など、土産物が店内にいろいろ並んでいたので、一つ買って帰ることに。煮物や丼などの調味料としても活用できる「特製濃縮ざるつゆ」を購入しました。これは、秘伝のつゆを家庭用に再現した品なのだとか。

 

会計を済ませて外へ。時刻はちょうど17時30分。帰る前に、店舗を拝見。この見事な店舗は、1887年築で入母屋造。現在は国の登録有形文化財に指定されているそうです。

 

真っ白な障子と、濡れ縁の透かし模様が美しい2階の座敷は団体客専用なのだとか。透かし模様は折り鶴でしょうか。

 

さて帰宅です。西日を浴びて赤く染まった坂本の街並みはいい感じ。駅までのぶらぶら歩きを楽しめました。

■総本家 鶴㐂そば
滋賀県大津市坂本4丁目11−40

(2018年7月撮影 機材:Canon EOS M6)

 

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