関西 日帰りカメラ旅

神戸市在住。日帰りで行けるちょっといい場所を訪ねて写真を撮っています。

【奈良】春日大社「祓戸神社」の大イチョウ――手水と参拝で心身スッキリ

春日大社「二之鳥居」を入ったところにある「祓戸神社(はらえどじんじゃ)」を訪ねました。
春日神社公式サイトによると、平安中期の寛弘3年(1006年)にはお祀りされていた古社。6月と12月に執行される大祓式はこのお社で執行されるそうです。

 

神社の側の大イチョウがちょうど見頃だったので良かった。
でも、春日山原生林の中なので薄暗く、参道ということもあって
三脚が立てられないので、写真的には難しい場所かもしれません。
暗く撮れたのでレタッチでなんとか明るくしています。

祓戸神社の隣に、立派な角の雄鹿をモチーフにした「臥鹿手水所(ふせしかのてみずしょ)」がありました。


「神の使い」らしく厳かな表情の鹿。巻物を口にくわえているんですね・・。
稲荷神社のキツネさんが口にくわえている巻物は「知恵の象徴」と聞いたことがあるのですが、この大鹿さんの巻物も知恵をあらわしているのでしょうか。

 

この手水所で手と口を清め、その後、祓戸神社でお参りしてからご本殿へと進むのが正式な作法。以前は、この巻物から流れ出た水を、ひしゃくで受けて手を清めていたようです。今は手前のパイプから吹き出る水で、手と口をすすぐかたちに変わっていました。コロナ禍に配慮して非接触のお清め方法に変わったのでしょうね。

 

パイプからチョロチョロ流れる水で手を洗い、少量の水を手ですくって口に含んだ後、祓戸神社に手を合わせました。

 

御祭神は、犯した罪や穢れを祓い清めてくださる瀬織津姫神さま。
この神社に手を合わせるだけで心身が清浄になるとはありがたい。

お参り後は、シャワーを浴びた後のようなスッキリとした気分になり、
参道を歩きながら空を見上げるとイチョウの葉が金色に輝いていました。

(撮影日:2022年11月 機材:Canon EOS M6、Canon EOS RP)

■参考資料
春日大社公式サイト
春日大社祓戸神社 説明板

 

minatoblue.hatenadiary.jp

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