おみくじをくわえた鹿
昨年の年末、春日大社で「鹿みくじ」を引きました。
一刀彫の鹿が口にくわえている巻物のようなものがおみくじ。
箱をゆすって竹棒を1本出す通常のおみくじ(100~200円)と比べると、
少々値が張ったのですがこの可愛らしさには抗えませんでした。
鹿がしっかりとくわえていたおみくじを引き抜いて開くと「中吉」。
おみくじを運勢順にならべると、
大吉、吉、中吉、小吉、末吉、凶、大凶ですので、中吉は3番目。
おみくじが示す運勢は、当たるも八卦当たらぬも八卦なんですが、
それなりに良好な結果が出るとやっぱりうれしいものですね。
おみくじの謎
ところで凶と大凶のおみくじって本当に存在するのでしょうか。
人生の節目のお参りで、うっかり凶のおみくじを引いてしまうと気分が落ち込みそう。特に、受験や転職、結婚といった重大なイベントを控えたお参りであれば精神的なダメージが大きいかもしれません。ですので参拝者への配慮として、神社は大凶と凶は初めから入れていないような気もします。
ちなみに私は、大吉は一度だけ引いたことがあるのですが、
凶や大凶を引いたことはありません。
ただ、凶は「運勢が底打ちしてこれからV字回復するよ」という意味らしいので、
必ずしも悪いくじとはいえないようですが。
遠くに行けば良いことが起きそう
さて、鹿だけお持ち帰りして、おみくじは境内の棚に結びつけてきたので、
撮っておいた写真を見ながら運勢について考えてみました。
■願望「改めかえてすれば望事叶ひ喜び多し」
「改めかえてすれば」とは、今までの自分を振り返って改めるべき点を改めること。
望みごとをかなえるには、自分自身をきちんと見つめることが大切という教えですね。
■旅立「遠方に行き利益あり」
■方角「西に進むのがよし」
西の方角を目指して遠くに行けばいいのかな。
関西圏の西の端といえば、赤穂浪士で有名な兵庫県赤穂市。
そろそろ牡蠣が美味しいシーズンが到来するので食べに行ってみますか。
いや、たまには関西圏を出て、広島とか九州あたりまで足を伸ばせという
お告げかもしれません。
■失物「高きところより出づ」
数年前に購入して、いつの間にやらどこかに消え失せたアマゾンギフトカード。
机の引き出しの中や、雑多な書類のすきま、カメラ防湿庫の奥まで探したのですが
どこにもありませんでした。
ひょっとして、本棚の最上段に置いているケースの中にあるのか?
探してみることにします。
(2022年11月撮影 機材:CANON EOS RP、CANON EOS M6)