じめじめ感を伴う蒸し暑い日々が続く梅雨。
やりきれない気分になる時もありますが、
恵みの雨で潤った山や川は活気にあふれています。
ところで、ベランダで育てているメダカが卵をたくさん産みました。
梅雨は、新しい命が生まれる季節でもあるようです。
メダカを飼育したことがある人は知っていると思うのですが、
大人メダカは、たまに卵を食べてしまいます。
なので、水草に産み付けられた卵を見つけたら、
その都度、プラケースに移動。
半透明の卵は水の中では識別が難しいのですが、
それなりの数の卵を救出しました。
先日の朝、何気なくプラケースをのぞくと
たくさんの赤ちゃんメダカがチロチロと水面近くを泳いでいました。祝。
苦労が報われた瞬間です。
赤ちゃんメダカのしぐさは危なっかしいので目が離せません。
細い糸のような尾ひれを一生懸命に動かして泳ぐ様子はとても健気。
眺めていると自然に笑顔になってしまうのは、
やんちゃな子犬や子猫の動画を見ている時と同じ。
幼い命の無垢なしぐさには、
心を癒やしてくれる不思議な力が潜んでいるのでしょうか。
でも、水槽の中に天敵がいないにも関わらず、
多くの稚魚は夏を越せないんですよね・・。
夏の高温と水質の悪化が、
稚魚に致命傷を与えてしまうのです。
水槽にウォーターポンプを付けて、
室内で育てれば、生存率は高まりそうな気もします。
でも、できれば自然に育てたいので、
こまめに水の入れ替えようと思います。
プラケースの置き場所も考えてみよう。
(2023年6月撮影 機材:CANON EOS RP)